俺はなんでこうなった

文章書くの苦手なんで誤字脱字色々あります。

一瞥

10年ほど前かな

地元の本屋の駐車場で、ふと空が見たいと思い見上げた

そこには雲一つない真っ青な空間があった

その瞬間、自分に起こったことを表現するのはとても難しいのだが

あえて表現するなら、光が弾け広がり色んなものが壊れた?だろうか

この時の私の状態を、あえて言葉にするなら「なにものでもないもの」で

身体意識に思考や感情、欲望の欠片すらもなく純粋だった

私は空間と、そこを満たす光を見ている

私が見ている光が私だった

純粋でイキイキしていて穢れのないものだった

今までに感じたことのない自由を味わった

この私である光が色々な物質として現れているという直感の後に

望むもの何にでもなれるという思考が空間に湧いて

その他に、この状況を理解できずに混乱しているような思考が漂っていて

 疑念がわき、困らせてやろうという思考とともに

宇宙の果ての小さな石ころにでもなれるのか?という問いが生じ

即座に「もちろん!」という確信とともに

宇宙空間と思われる真っ暗な闇の中に漂う石ころのイメージがうかんだが

その間中、私は光であり自由であり

湧き続け連鎖していく思考とは何の関係もなかった

 

最後に、ああ!!私は身体に縛られているんだった

肉体が朽ちてからでなければ、宇宙空間に漂う石ころにはなれないという思考が沸き

その思考に気が付き、確かにそうだと認めた瞬間

広がっていたものが一気に収束してしまい固まっていき

空を見上げたまま立ち止まっている身体に気が付き

いつもと変わらない視界と感覚に戻ってしまった

 

思考に気が付き引っ張られ

古い習慣が勢いを増して襲ってくる

私はそれを無視できなかった

これが心の弱さなのだろうか・・・

 

 

 

 

この体験の数年前

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