俺はなんでこうなった

文章書くの苦手なんで誤字脱字色々あります。

今夜はたぶんカレー

上腸間膜動脈血栓症

僕が3年ほど前に患い

結果、小腸を80%ほど切除した病気だ

この病気で約3か月間入院した

そのとき看護師さんにかけていただいた言葉で一番心に残っているのは

入院初日の「他の患者さんに迷惑なので静かにしてください」だ

 

いや~本当に痛かったんだよ

最初、午後8時半ごろ激痛に襲われた時には

直感的にヤバイこれヤバイやつだとおもった

5時間ほどマルムシみたいにまるまりながら我慢してみたが

痛みに加えお腹が張ってきて苦しさも増したので救急車を呼んで病院に行った

救急外来で対応してくれたのは若い医師だった

エコーをあてながら「この痛みは今までに経験したことありますか?」と聞かれたので

「いや、初めてです」と痛みで呻きながら答えた

結果、食べすぎという診断が下されたので

いても仕方がないと思い帰ることにした

痛み止めを頼んでおいたのだが処方されていなかった

 

家に帰っても寝付けるはずもなく

ほとんどの時間をマルムシの姿勢で激痛とともに過ごした

翌朝、母に下剤を買ってきてもらい使用したが何の効果もなく

10時ころ近くの個人病院へ父の運転で行った

看護師さんは僕の痛がる様をみて沢山の順番を飛ばして診察室に入れてくれた

先生が来てお腹を触った瞬間、うちでは無理なので救急車を呼びますと言い

看護師さんも聴診器を当てて「あぁ・・動いてないわこれはあかん」といった

 

救急車が来た

救急隊員がどの病院にしますか?と聞いた

選択肢はだいたいこんな感じだ

A ここから約3km 昨日、救急でいって食べすぎと診断された総合病院

B ここから約15km 赤十字病院

C ここかや約18km 私立病院

地域の評判はB>>C>>>>>Aな感じだとおもう

だが僕の選んだ病院はAだった

それはなぜかというと車に乗っているのがつらいからだ

ちょっとした振動で激痛の範囲と威力が増大して襲ってくるのだ

 

A病院についてすぐ内科でみてもらった

急性腹症といわれ口にチューブを入れられた瞬間

僕は激しく大量にリバースした 

吐くかもしれないと言おうとしたがそれを許さな程の早業だった

昨夜食べたバーモントカレーと胃酸のまざった香りが診察室をみたした

この後も僕は何度もカレー風味のゲロを吐きまくった

トラウマになってもうカレー食えなくなるんじゃないかと思うほど吐いた

実際、退院してからも暫くカレーを食べる気になかなかなれなかったし

初めて食べた時もかなりの恐怖と闘いながら食べた

 

 

入院ということになり痛み止めが欲しいと伝え

お尻の穴から入れるやつをもらい使用したが無駄だった

看護師さんに痛み止めが効かないと伝えたら効果が出るまで時間がといいかけ

もう、結構時間がたつねといい先生に連絡してくれた

そのあと色々検査があり上腸間膜動脈血栓症と診断され

16時頃だったかな?、手術するということになり

動脈に詰まった血栓カテーテルで取り除く手術をしてうまくいけば

開腹手術をしなくてもすむと説明された

手術は18時半頃からだったとおもう

退院してから色々しらべたが発症してから20時間もたっていたら

カテーテルより開腹のほうが良かったのではと思うようになった

すでに小腸はかなり壊死していたとおもえるから

 

手術後激痛で意識が戻ったとき

脚は動かないようにベットに固定されていた

まあ、それでも激痛の影響で力が入り脚は動こうとし

ウッツ・・・ウ・ウウウ・ッツウとうめき声が出てしまう

姿勢を変えられないというのはかなりつらい

看護師の話によると4時間に一回しか使用できない痛み止めを使っていたらしい

使用してもらった後、眠りに落ち激痛で目覚めたとき

次の痛み止め使用まで後どのくらい?と聞いたら

3時間50分で、まだ10分くらいしか経ってないといわれたときは

激しく絶望した

そのあとも激痛に耐えられなくなり呻めいているだが

最初は早く来てくれていた看護師さんが

素通りしていくのが増えたことに気が付き

哀しいというか切ないきもちになった

そしてやってきた看護師が

「他の患者さんに迷惑なので静かにしてください」と言った

強い口調ではなかったがかなりの絶望感をあじわった

いやあーそりゃわかるよ病院だし

夜中だろうしほかの患者さんは寝ているんだろうし

迷惑をかけているのだろう

でも痛いねん何とかしてよ、ここ病院やろ

痛み止めの種類変えるとかなんとかできんの?

担当医帰ってても電話とかして対応できんの?

そんな思考がわいては激痛にかき消される

朝、医師が来て痛み止めかえますね~と言われ実行されるまで

そんな戦いが続いた

 

結局、カテーテル手術は失敗で

この日、開腹手術をしたのである

切除した小腸は85%である

 

 

退院後3か月ぶりにネトゲを再開したのだが

ネトゲの知り合いのうち2人が

同時期に1か月程度入院していたことが分かった

どうせ何もなかっただろうとは思いながら看護師どうやった?ときいたら

一人は看護師の女性の連絡先ゲットして退院後何度か楽しくやっている

一人は、看護師に「わるいけど騎乗位でやってくれ」といって見事性欲を処理した

そんな話を聞いて「他の患者さんに迷惑なので静かにしてください」

と言われた時より激しいショックを受けた

 

 

 

ちなみに退院後ネットで調べたらこんな記事を見つけた

 週刊現代 の記事を一部引用

医師たちは見た!「あんな死に方だけは嫌だな」 

 「こんな凄まじい死に方があるのか、と恐ろしくなりました」 

 外科医で、特別養護老人ホーム芦花ホーム常勤医師の石飛幸三氏は、目の前でのた打ち回る患者を見て、こう思ったという。 

 救急車で運ばれてきたのは60代の男性だった。いい大人が涙を流して「ギャーーー」と叫びながら、ベッドの上に寝ていられないほど悶絶している。救急隊員も、いったいこの患者に何が起きているのか、判断がつかなかったという。

 病院へ到着すると、今度は嘔吐を繰り返し、血の混じった便もたれ流していた。腹部の検査をしている間、ついに声を上げることもできなくなり、顔面蒼白、手足が冷たくなっていく。呼吸と脈拍が急激に速まって患者はショック状態に陥り、そのまま意識が戻ることなく、帰らぬ人となった。 「急性上腸間膜動脈閉塞症という病気でした。小腸と大腸の一部に酸素や栄養を送る動脈が突然詰まって、我をも失うほどの強烈な痛みが生じる病気です。刃物で腹を切り裂かれたくらいは何ともないと思えるほどに痛むのです。一分一秒を争って治療を行わなければ急速に症状が悪化し、死亡してしまう。 

 仮に命が助かっても、血流が途絶えたことで腸が壊死して腐っていくため、腸の大半を切除しなくてはいけない。その後は一生、点滴による栄養補給が必要になってしまうんです。あんな死に方だけはしたくないと思いましたね」 

 

 

そしてもう一つ哀しいことが

久々に更新しなければと頑張って書いたが

この記事書くのに4時間もかかったという・・・